猛暑の影響とリンゴの病害発生

 8月と9月の猛暑による影響がリンゴに出ています。8月収穫のシナノリップ等りんごに日焼けが発生していましたが、秋映やシナノスイートにも大きく発生しています。さらにその日焼けした箇所は、輪紋病(りんもんびょう)・炭疽病(たんそびょう)が感染し、そのまま放置すると、近くの果実に感染が広がっていく、大変恐ろしい状況へと進んでいます。いち早く発見・除去することが感染対策になりますので、果樹園を点検して感染した果実は畑の廃棄穴へ移動してあげる必要があります。 

 猛暑ストレスの影響は考えられるのか?防除が有効でなかったのか?葉が黄変落葉する褐斑病(かっぱんびょう)が発生しています。全園に広がる状況となっていますが、サンふじに影響が大きく、できるだけ葉が残って欲しいと願っています。草刈りを定期的に行うなど、風通し良い果樹園にして病気を防いでいきます。