今夏の暑さとサンつがるの状況

収穫中のサンつがる
収穫中のサンつがる

 今夏は、厳しい暑さが7月の下旬から続き、恋空・シナノレッド・シナノリップ栽培は昨年を超える大変さとなりました。気温の高さに加えて太陽光で熱された果実表面は、白や茶色に焼ける日焼けが発生しました。さらに、高温にさらされた果実は、果実内部変質の発生が増え、収穫から収穫後の貯蔵中に果実内部が茶色に変色する果実が発生します。特に完熟果実で発生が多くなることが確認できましたので、さらなる高温対策を考えていかなくてはなりません。そして現在収穫中のサンつがるは、果実が小さく、大玉果実が少ない状況で、本年は中玉果実のみ販売となります。これから始まる秋果実収穫を前に、今夏の経験を整理して、これからの生産に活かしていきたいと思います。