サンふじは収穫の時期が最も遅く1年間の気候や環境を全て表してくれる品種です。令和4年は暖かい春による早い開花、早い開花よる晩霜遭遇、早い梅雨明け、暑い夏、8月後半から9月は降雨日多く、10月初旬まで高温が続き、10月後半から気温が下がり現在に至ります。この気候で生育してきた令和4年のサンふじがどのような品質なのか。弱い葉摘と玉回しを開始したサンふじの外観は、晩霜によるサビが多く、玉肥大は良好、着色は遅れ気味です。収穫まで約一月間の気候が最後の仕上げとなります。今年のサンふじを大切にお世話しています。